プラグインを使ってXMLサイトマップを作ってみよう!
きらりくん。前回「サイトマップ」について話したけどちゃんと覚えてる?
覚えてるよ!サイトマップは検索エンジンや訪問者サイトをわかりやすく伝えるもので、HTMLが訪問者用でXMLが検索エンジン用だとね。
そうそう。今日はプラグインを使ってXMLサイトマップを作ってみよう!
XMLサイトマップは自分で作ろうと思えば作ることはできます。ですが、XMLサイトマップを作るには細かいルールがあり、きちんと書かないと効果がありません。また新しくページが増えればXMLサイトマップも更新しなくてはならないため自分で作るのは非常に大変なのでXMLサイトマップの作成にはプラグインを使った方が安心だと思います。
そこで今回はプラグインを使ってXMLサイトマップを作る方法についてご紹介します。
Google XML Sitemaps
Google XML Sitemapsは、XMLサイトマップを自動で作成してくれるWordPressのプラグインです。
インストール
インストール方法
1 WordPress管理画面から[プラグイン][新規追加]
2 『Google XML Sitemaps』を検索
3 [今すぐインストール]して[有効化]
設定
設定をしていきます。項目が多いですがチェックする箇所を説明します。
基本的な設定
- Notify Google about updates of your site
⇒ サイトの更新をGoogleに通知 - Notify Bing (formerly MSN Live Search) about updates of your site
⇒ サイトの更新をBingに通知 - サイトマップの URL を仮想 robots.txt ファイルに追加
⇒ 検索エンジンにサイトマップのURLを追加 - Try to automatically compress the sitemap if the
⇒ サイトマップを圧縮 - XSLT スタイルシートを含める
⇒ XMLサイトマップをXSLT(スタイルシート)に変換できるようにするかという設定。「デフォルト設定を使用」にチェック - HTML形式でのサイトマップを含める
⇒ 「人が見てわかるようにHTML形式を含めるか」という設定なので問題がなければチェック
Additional Pages
任意のページをサイトマップに追加したい場合、追加したいページのURLをこちらに設定します。
⇒ 特に設定は必要ないのでそのままでOKです。
投稿の優先順位
投稿ページの優先順位の計算方法を設定します。
優先順位に関しては後で細かい設定ができるので、ここでは「優先順位を自動で計算しない」にチェックを入れてください。
Sitemap コンテンツ
サイトマップにどこまでのページを含めるかを決めます。検索エンジンにインデックスしてほしいページを選択します。
- ホームページ
- 投稿 (個別記事) を含める
- 最終更新時刻を含める
上の3つにはチェックを入れておきましょう。
「固定ページ」はお問い合わせやプロフィールなど特にインデックスの必要なければチェックは不要です。(「カテゴリー」も)
Excluded Items
サイトマップに入れない「カテゴリー」と「投稿ページ」を個別に指定します。
サイトマップに入れない「投稿ページ」は投稿IDを入力。複数ある場合は「 , (カンマ)」で区切って指定してください。
Change Frequencies
この設定は巡回頻度の設定になります。
検索エンジンのクローラーに「〇〇くらいのペースで見てね」という命令ですが、クローラーはこの設定を考慮しますが絶対的なものではありません。あくまでこちらの希望といった感じですね(^^;
優先順位の設定 (priority)
優先順位の細かい設定です。
これで設定は終わりです。最後に変更を保存を押して設定を保存してください。
これで終わりなんだね!
はい。終わりです。この設定を元にXMLサイトマップが作成されます。
サイトマップのURL
作成されたサイトマップのURLは設定画面の上部に書いてあります。
Jetpack
プラグイン『Jetpack』を使ってXML サイトマップを作る方法をご紹介します。
Jetpackのサイトマップ作成機能を使う場合は他のプラグインは停止させてください。
プラグイン Jetpackのインストール、導入方法は以下を参考にしてください。
Jetpackでサイトマップの作成
WordPress管理画面から[Jetpack]⇒[設定]⇒[トラフィック]と進みます。
少し下にスクロールすると「サイトマップ」という項目があるので、「あれば」をオンにします。
もしかして…これで終わり?
うん。オンにするだけで設定は自動で保存されすしね。あと下にサイトマップのURLが表示されます。
Jetpackで作成されるサイトマップは2種類です。
上に表示されている sitemap.xml を使用します。
サイトマップを作成したら
XMLサイトマップを作ったらGoogleのSearch Consoleにサイトマップを送信した方がいいのですが… GoogleのSearch Console への送信方法は以下の記事を参考にしてください。
最後に
今回はプラグイン『Google XML Sitemaps』と『Jetpack』でのXMLサイトマップの作り方をご紹介しました。
JetpackはGoogle XML Sitemapsに比べ簡単に作成できますが、細かい設定は出来ません。
XMLサイトマップはSEO対策には重要なものです。また自力で作るのは非常に大変ですのでぜひプラグインを使って作成してください。
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