文章などを引用するときのルールとは!?
- 2019年1月2日
『引用はオリジナル(原文)から』『画像を引用するには』を追記しました。
ブログを書く時一度は他の人が書いた文章や画像などを使いたいと思ったことあると思います。
他の人が書いた文章をコピーしてそれに対して自分の言葉でコメントを書く。
『引用』する理由は人それぞれですが、『引用』する時には気をつけなければならないことがあります。
なので今回は『引用』について書きたいと思います。
引用って?
引用とは、他の人が書いた文章を自分のブログなどに使うことをいいます。
前に『パクツイ』の記事書いてたでしょ!?『パクツイ』も引用なの!?
違うよ。『パクツイ』はあくまでも『パクリツイート』で引用には当たらない。
『引用』は他の人が書いた文章などを書いた人に許可をもらわずにできます。
ですが引用にはルールがあり、それを守らなければ引用にはならないのです。
引用のルール(注意事項)
文化庁の『著作物が自由に使える場合』の中に以下のような一文があります。
引用における注意事項
他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
(参照:最判昭和55年3月28日 「パロディー事件」)文化庁『著作物が自由に使える場合』より引用
引用について上記のように定義づけられており、これが引用する場合のルールといえます。
このままでは少しわかりづらいところがありますので、もう少し簡単に説明します。
(1)他人棒著作物を引用する必要性があること
ブログで引用する上で「書いた記事にその引用が必要か」ということですが…もっと簡単にいえば「書いた記事に関係する引用か」ということですね。
記事の内容に合わない引用はNGです。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること
カギ括弧や引用符、囲み枠などで使い引用文だとわかるようにしなくてはいけません。
引用符とは、引用するときに使う記号『 』のことをいいます。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)
『自分の著作物と引用する著作物との主従関係』と書いてありますがちょっとわかりづらいですよね。
簡単にいえば、引用が主体の記事ではダメということです。
いくら引用のルールを守っていても引用だけの記事はダメです。
あくまで自分の著作物(記事)がメインで、引用は記事の中で使われる手法です。
(4)出所の明示がなされていること
引用をしたら引用元のサイト名、リンクを貼るなどをして引用元をはっきりさせなければいけません。
この4つを守ればいいんだね!
そうそう。ちゃんと目的を持って、引用と出どころをはっきりさせることが重要だね。
ルールを守らないと…
引用のルールを守らないと以下のようなことになる可能性があります。
SEOで不利になるかも!?
ルールを守らないと検索エンジンに『複製』と判断され評価が下がる可能性があります。
著作権法違反になるかも!?
ブログやサイトは著作物です。正しい引用をしないと著作権法違反になってしまいます。
他の人が書いた文章は書いた人のものです。
引用ルールをきちんと守って著作権法違反にならないようにしましょう。
じゃぁ、結耶が前に書いた『パクツイ』は著作権法違反になるの!?
んーはっきりとはわからないけど、まだ『法』がそこまで追いついていないみたいで、Twitterのツイートは『著作物』と見られてないみたいだよ。
2019年1月2日 追記
引用はオリジナル(原文)から
文章などを引用する場合は、必ずオリジナル(原文)から引用してください。
例えば、上で私は『引用における注意事項』を文化庁の「著作物を自由に使える場合」より引用しています。
これを「使いたい」と思ったとき、私の引用文を使うのはNGです。
この場合は著作権を持つ文化庁から引用しなければダメということになります。
文章などを引用する場合は、必ず著作権を持つ原文から引用してください。
2019年1月2日 追記
画像を引用するには?
画像を引用する場合も考え方(引用方法)は同じです。
〇〇〇より引用
第三者が作った画像や写真を使う場合も文章と同じようにしなくてはいけません。
ブログを運営する上で「画像を使いたい」と誰もが思うと思います。ですが、インターネットで画像を検索して出てきた画像をそのまま使うのはNGです。
画像や写真にもにも当然著作権があります。画像や写真も引用する場合はオリジナルを使わなくては引用にはなりません。
ブログなどで画像を使う場合はフリー素材などを利用しましょう。
(フリー素材や購入した画像はクレジット表記などが必要になりますので、規約をよく確認して使ってください。)
最後に
正しい引用をしないと『パクリ』と思われてしまう可能性があります。
自分の言葉で書くことが一番ですが、引用したいことはいろいろあります。
きちんと引用のルールを守って著作権法違反にならないように注意しましょう。
結耶大丈夫?(¬_¬)
引用する時は気をつけているけど…今見直ししてます(^^;)
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