クラシックエディタで書いた記事をブロックエディタ(Gutenberg)に変えるには?

最近ようやくWordPressの新エディタ Gutenberg(グーテンベルク)を使いはじめました。「使いづい」と思っていましたが、使ってみるととても便利で今ではクラシックエディタで記事を書かなくなりました。
まだそんなにブロックエディタで記事書いてないでしょ!
あははっ。バレてた?確かにまだブロックエディタで数えるくらいしか書いてないけどクラシックエディタより樂~。
ブロックエディタで書いたのはまだ少ないです。もちろんブロックエディタを使いはじめる前はクラシックエディタで書いていたので、当然まだクラシックエディタで書いた記事の方が多いんです。
今後、過去の記事を修正することもありますし、クラシックエディタがいつまで使えるか解りません。なので今回は「クラシックエディタで書いた記事をブロックエディタ(Gutenberg)nに変換するには?」ということを書きたいと思います。
テキストエディタで書いた記事
テキストエディタで書いた記事をブロックエディタで開いてみると、クラシックブロックの中に記事の内容が入っています。
そのままでも記事は編集できますが、クラシックブロックに全部入った状態です。このままでは途中でブロックを追加しようと思っても追加することができません。なのでクラシックブロックの中の記事を「見出し」「段落」などのブロックに変換します。
そんなことできるの?なんか難しそうだけど。
全然難しくなくないよ。超簡単にできてしまいますっ!だからやってみよう!
ブロックに変換する
クラシックブロックを選択して、ツールの一番右のをクリックして、メニューの中の『ブロックに変換』をクリックしてください。

結耶さん…もしかしてだけどこれだけ?
はい!たったこれだけです!クラシックブロック1つだったのが各ブロックに変換されてます!
「ブロックに変換」するのは超簡単です。ですが、ブロックに変換するには問題点もあります。
問題点
残念ながらブロックに変換は100%完璧に変換できません。一部レイアウトが崩れてしまったり、背景色や枠線などのスタイルが消えてしまったりします。
どの程度レイアウトが崩れたりするかはやってみないと解りません。
どうしたらいいの~?
崩れたら修正するしかないよね(^^;)だから必ずブロック変換後はプレビューでまずは確認だね!
ブロック変換したらすぐに更新するのではなく、プレビューで確認してみましょう。修正が必要なら修正してください。
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使うと便利なプラグイン
ブロック変換をするとレイアウトが崩れてしまうかもしれません。それでもブロック変換は簡単にできるし、後々のことを考えるとやっておいた方がいいと思います。
修正に手間取り下書き保存をしたくても公開中の記事を下書きにしてしまうと記事は見れなくなってしまいます。出来れば公開したまま下書き保存(一時的に保存)したいですよね。
そこで公開したまま下書き保存ができるプラグインを使ってブロック変換する方法を紹介します。
公開したまま下書き保存できるプラグイン
公開したまま下書き保存できるプラグインでは『WP Post Branches』というプラグインが有名です。ですがWP Post Branchesはブロックエディタには対応されていません。
そこでWP Post Branchesの代替として『Duplicate Post』というプラグインです。Duplicate Postは投稿や固定ページの「複製」を作れるプラグインです。
あー!記事の複製を作って複製した方でブロック変換と修正をするんだね。
まあ、そういうことだね。
Duplicate Postで複製した記事をブロック変換し修正して下書き保存できますが、実際に更新するためには元の記事を同じようにブロック変換と修正をしなくてはいけません。(修正後コードを全コピーして貼り付ける方法を紹介している記事もありました。)
複製した記事をブロック変換と修正して記事を更新しちゃダメなの?
複製した記事を公開しちゃうと「別の記事」になっちゃうみたいだね。便利なプラグインだけどちょっと手間だよね。
ということで私は別のプラグインを紹介したいと思います。ただ、私が紹介するプラグインはまだできたばかりなのか非常にダウンロード数が少ないマイナープラグインです。心配な方は「Duplicate Post」でブロック変換して記事を更新する方法を紹介している記事のリンクを載せて起きますのでそちらをご覧下さい。
WP 投稿 ブランチ(WP Branches For Post)
『WP 投稿 ブランチ(WP Branches For Post)』は、投稿や固定ページの同じ内容のブランチを作成するプラグインです。
簡単にいえば記事の複製を作るプラグインです。先程紹介した「Duplicate Post」と同じと思うかもしれませんが、複製した記事を更新すると元の記事を書換えてくれます。(リビジョンも継承されます。)
もちろん複製後編集途中で「下書き保存」も可能です。
へえー。そんなプラグインもあるんだね~。0
ダウンロード数めちゃ少ないし、解説してる人もいないから心配だったけど使ってみた!
ちょっと心配かもしれませんが、ちゃんとWordPressの公式ページに掲載されているプラグインです。
インストール

インストール方法
- WordPress管理画面から[プラグイン][新規追加]
- 『WP Branches For Post』を検索
- [今すぐインストール]して[有効化]する
使い方
投稿、固定ページの一覧を開きます。記事タイトルの下に[Crea Branch]があるのでクリックしてください。
クリックすると編集画面が表示されます。(表示されるまでに少し時間がかかります。)作成されたブランチは作成時に下書きに入るので、編集画面が表示されたらそのままブロック変換や修正をしてください。
途中で下書き保存することもできます。「公開する」を押すと、元の記事に書き直され、作成されたブランチは消去されます。
使い方も簡単だね!記事は公開したままだからブロック変換したあとどこがおかしいか見れるね!
そうそう。修正も1回でできるしね。私はこっちの方がいいな(*^^*)
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ブロック間の余白
ブロックに変換後の修正は変換してみないとわかりません。ですが、ブロックに変換すると「余白」がなくなってしまうことがあります。
私も以前していましたが、記事を書くときに改行して余白を作っていました。WordPressにはPタグとBRタグを自動で挿入する機能があります。そのため文字も入っていない行を段落や画像などの間に入れて余白を作っていました。
ですが、ブロックエディタ(Gutenberg)には文字も入っていない行で余白を作ることができません。なのでブロックに変換すると空の行は無視され余白がなくなってしまうんです。
どうしたらいいの?
CSSでmargin(外余白)を指定する方法もあるけど。それはHTMLの知識がちょっと必要になるしね。
あっ!そういえばブロックエディタには簡単に余白を入れられるブロックがあるよ!
ブロックエディタには余白を作るための『スペーサー』というブロックがあります。スペーサーブロックを使うと簡単に余白を入れることができます。
余白を入れる
余白を入れたい場所の上のブロックを選択します。画面左上のををクリックします。
ブロックの一覧の[レイアウト要素]の中に「スペーサー」というブロックがあるのでクリックして挿入します。
挿入した後画面右上のをクリックして余白の調整をしてください。
ほんとうだぁー!簡単に入れられるね。しかも再利用ブロックにすれば毎回余白を調整しなくても使いまわせるね。
おっ!再利用ブロックを覚えたねw 再利用ブロックにしておけば同じ同じ高さに統一できるしね。
最後に
今回は「クラシックエディタで書いた記事をブロックエディタに変換する方法」について書いてみました。
クラシックエディタはいつまで使えるかわかりません。というか2021年12月31日までは公式サポートされるようですが、サポートが切れた後どうなるかわかりません。
なので今のうちにブロックエディタに移行しておいた方がいいかもしれません。
クラシックエディタで書いた記事をブロック変換するときに参考にしてください。
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