【WordPress】ブロックパターンの使い方 | 同期・非同期パターンとは？

2023年12月15日WordPress

WordPress6.3から「再利用ブロック」は「パターン」と統合され、名称も「パターン」に変更されました。

パターンへの統合により、今まで使っていた「再利用ブロック」の使い方などが変わっています。また今まで出来なかったパターンの作成・登録ができるようになりました。

ということで今回はWordPress6.3から変更されたブロックパターンの使い方などを書きたいと思います。

パターンの種類

WordPress6.3からパターンは「同期パターン」と「非同期パターン」の2つに分けられるようになりました。

同期パターンと非同期パターン

「同期パターン」は、「再利用ブロック」が「同期パターン」と名称が変更されました。同期パターンは再利用ブロックのときと同じように、ブロックの内容を編集すると投稿や固定ページに配置した同じブロックすべての内容を一括で変更することができます。

「非同期パターン」は、6.3からあるパターンと同じで、投稿や固定ページにブロックを配置し内容を個々で変更できます。

6.3以前に登録した「再利用ブロック」は自動的に「同期」となり、プラグインなどで登録した「パターン」は「非同期」となります。

「同期」「非同期」の設定はパターン作成時に設定することができます。

パターンの使い方

WordPress6.3から統合され、再利用ブロックは同期パターン、パターンは非同期パターンと名称が変わりました。

この変更により、各機能の名前、場所が変わっているので使い方を紹介します。

パターンの作成

パターンにしたいブロックのツールバーの一番右の「 」をクリックして、［パターンを作成］をクリック。

［パターンを作成］をクリックすると下のボックスが表にされますので、名前(パターン名)、カテゴリー、同期・非同期の設定をして作成 ボタンをクリックして保存してください。

パターンの管理

登録したパターンは投稿編集画面右上の「 」をクリックして、表示されたメニューの中にある［パターンの管理］をクリックすると一覧が表示されます。

パターン管理画面から登録したパターンの編集ができます。

テーマLuxeritas(ルクセリタス)をお使いの場合

テーマLuxeritas(ルクセリタス)をお使いの場合、WordPress管理画面から左のメニュー［Luxeritas］→［再利用ブロック］からでもパターン管理画面に行くことができます。

パターンを記事に呼び出す

作成したパターンを記事に呼び出す場合は、投稿(固定ページに)の編集画面左上にある ＋ →［パターン］をクリックして呼び出したいパタンを選択してください。

同期パターンを非同期に変更

同期パターンを記事に挿入して内容を変更すると投稿や固定ページに置いた同じ同期パターンの内容も書き換えられてしまいます。

同期パターンを非同期に変更したいときは、ブロックのツールバーの一番右の「 」をクリックして、［パターンを切り離す］をクリックすると非同期にできます。

最後に

今回はWordPress6.3から変わったパターンについて書いてみました。

WordPress6.3以前の再利用ブロックとパターンが統合されたことにより、再利用ブロックは同期パターンとして、パターンは非同期パターンとなりました。

また今までプラグインなどを使ってでしか作成・登録が出来なかったパターンの作成がプラグインなしでできるようになりました。

新しくなったパターンにはプラグインで登録したパターンは入りません。プラグインを今まで通り使ってもいいと思います。ですがせっかくプラグインなしで登録ができるようになったので、少し面倒ではありますがプラグインで登録したパターンを再登録した方がいいかもしれません。

同期パターン、非同期パターンを利用すると記事を効率よくかくことができると思うのでぜひ参考にしてください。