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CSSを使って見出しなどに画像やアイコンをつける方法

2019年1月20日HTML・CSS

UUPDATE
  • 2022年6月26日「6.1 複数行のときのテキストの行揃えや画像やアイコンの位置lを追記しました。
  • 2021年7月12日内容を買えたわけではありませんが、ちょっと見直して書き直ししました。
  • 2019年10月19日「リンクの後ろにアイコンをつける」を追記しました。

今回は『CSSを使って見出しなどに画像やアイコンつける方法』についてご紹介します。

きらり

きらり

CSSを使わなくても見出しとかにアイコンフォントや画像はつけられるよね?どうしてわざわざCSSを使ってつけるの?

結耶

結耶

確かにCSSを使わくてもできるけど毎回アイコンや画像を入れるのは面倒だよね。CSSを使えば「ここにはこのアイコンを付けてね」って指定できるから毎回入れる必要がなくて楽なんだよ!
それに『擬似要素』は色んなところで使うから覚えておくといいかも!

CSSで設定しておけば見出しボックスなどにつけることはできます。

※こちらの記事でCSSの基本的な書き方などを説明していますので参考にしてください。

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擬似要素度を使う

文字などの頭に画像やアイコンフォントを表示させるためには擬似要素を使います。

擬似要素とは

「擬似要素ってなに?」という人も多いと思います。

CSS の 疑似要素Pseudo-elementsはセレクターに付加するキーワードで、選択された要素の特定の部分にスタイル付けできるようにするものです。

MDN「擬似要素(Pseudo-Element)」より引用

CSSは以下のように書かれます。

例:見出し h1
h1 { clolor: (色) ; }

h1セレクタです。

CSS基本
セレクタ { プロパティ: 値 ; }

擬似要素はセレクタにつけるキーワード(位置)のことです。

結耶
結耶

擬似要素の他に「擬似クラス」というものもあります。詳しくは以下の記事を参考にどうぞ。

擬似要素 beforeとafter

擬似要素でよく使われるのはbeforeafterです。

beforeはセレクタで指定したタグの前、afterはセレクタの後ろ(終わり)に挿入されるものです。

before <タグ名> (内容)</タグ名> after
イメージです。書式ではありません。

イメージ的にはこんな感じです。

きらり

きらり

うーん(^^;)
結耶

結耶

イメージ湧かない?じゃあ、上で使ってる引用枠を見た方がわかりやすいかも~

beforeとafterを使ってボックスの先頭と最後に引用符を表示させています。

before、afterの擬似要素を使えば上のようなボックスや見出しなどに画像やアイコンフォントをつけたりでき、ブログのカスタマイズにも使えます。

書き方

セレクタ : before(またはafter) { プロパティ: 値 ; }

セレクタはHTMLタグの他にもクラス名、ID名でもつけることができます。
擬似要素はセレクタの後に「:(半角コロン)」を付けて描きます。

画像をつける

擬似要素とプロパティ content を使えば見出しに画像を表示させることができます。

CSS
/*H2見出し*/
h2 {
    padding:5px 10px;  /*内側の余白*/
    border-bottom:2px dashed #a61919;  /*下線の太さ 種類 色*/
}

h2:before {
    content: url("画像のURL");  /*画像のURL*/
    margin-right:20px;  /*画像右の余白*/
}

見出し h2 としています。お好みによってh3、h4などに変更してください。

上記のように指定するとサンプルのようにできます。
h2すべてに適用されますので HTMLは<h2>~</h2> です。

画像のサイズは付ける場所に合わせたものをお使いください。

また画像の位置を調整する場合は「position:relative;」を使い「top」「left」「right」「bottom」を使って調整してください。

 h2:before {
    content: url("画像のURL");  /*画像のURL*/
    margin-right:20px;  /*画像右の余白*/
    position:relative;
    top:5px;      /*上からの位置*/
    left:0;       /*左からの位置*/</div>
}

アイコンをつける

擬似要素(before、after)を使って見出しなどにアイコンをつけてみます。

アイコンはFontAwesome(フォント オーサム)を使います。
アイコンを使うにはFontAwesomeの導入が必要です。導入方法や使い方については以下の記事を参考にしてください。

見出しにアイコンをつける

見出しサンプル
CSS
/*H3見出し*/
h3{
    border-bottom: 2px solid #a61919;  /*下線太さ 種類 色*/
    border-left: transparent;  /*左線を透明*/
    color: #a61919; /*文字色*/
}

h3:before{
    color: #a61919;  /*アイコンの色*/
    font-family:"Font Awesome 5 Free";
    content:"f058";  /*アイコンのコード*/
    font-weight:900;  /*アイコンの種類*/
    margin-right:10px;  /*アイコン右の余白*/
}

※HTMLは<h3>~</h3> です。

※4行目の『border-left: transparent;』は私が使っているテーマのデフォルトで設定されている左線が表示されてしまうので入れているものです。必要なければ削除してください。

※11行目のアイコンのコードはFontAwesomeのアイコンのページのアイコン名の下あたりにあります。

※12行目のアイコンの種類はアイコンによってRegularSolidが指定されているものがあります。

【font-weightの設定】
   Solid:900
   Regular:400
(font-weight指定なしでもOK)
結耶
結耶

以下の記事でもFont AwesomeのアイコンをCSSで指定する方法を紹介していますので参考にしてください。

リンクの後ろにアイコンをつける

リンクの後ろにアイコンをアイコンをつける方法です。

CSS
a:after {
    font-family:"Font Awesome 5 Free";
    content:"f35d";
    font-weight:900;
    margin-left:7px;
}
きらり

きらり

これWordPressで作ったサイトで見かけるよね。リンクの後ろにアイコンをつけるから『after』を使うんだね!

結耶

結耶

そうそう。WordPressのテーマによってリンクにアイコンがつくのあるね。

きらり

きらり

へぇー。CSSで指定しておけばHTMLの方で指定しなくても表示されるんだね。
結耶

結耶

そうそう!見出しとかは常に使うものだからね。
逐一アイコンを挿入させることもなく表示されるから楽だよ(^-^)

引用枠・囲み枠

引用符のアイコンフォントを擬似要素で指定すれば、引用符付きの囲み枠を作ることができます。

以下のサイトで引用符のアイコンフォントを使った囲み枠のデザインがありますので参考にしてください。

箇条書きで使う

擬似要素を使えば箇条書きリスト(ul、li)の黒ポチをアイコンフォントや画像にすることができます。

  • これはサンプルです
  • これはサンプルです
  • これはサンプルです
/*箇条書きの黒ポチをアイコンに変える*/
ul {
    list-style: none ;  /*黒ポチを消す*/
}

li:before {
    font-family:"Font Awesome 5 Free";
    content:"f14a";  /*アイコンのコード*/
}

サンプルには他にもいろいろ指定されていますが、ひとつひとつ説明すると『ul、li』の説明をしなくてはならなくなるため、とりあえず『黒ポチを消してアイコンに変える』コードのみ載せておきます。

結耶
結耶

以下の記事でアイコンを使ったリストのデザインもしてみましたのでこちらも参考にしてください。

文字を入れる

擬似要素を使えば画像やアイコンのように文字もつけることができます。

これはサンプルです

a:before {
    content:"関連記事";   /*表示する文字*/
    padding:0 7px;
    margin-right:1em;
    background:deeppink;
    color:#fff;
    font-size:14px;
} 

こんなこともできる

before、after以外にも要素はあります。また擬似クラスと呼ばれる水樹ものもあります。擬似要素と擬似クラスを使えば他にもいろいろなことができます。

1文字目を大きく

これはサンプルです
 h5:first-letter {
    font-size: 2em;  /*文字の大きさ*/
    color: #ff6893;  /*文字の色*/
}

first-letterを使って1文字目を大きくしています。

サンプルではh5を使用していますが、pタグにすると<p>~</p>の先頭の文字が大きくなります。

これはサンプルです。これはサンプルです。これはサンプルです。これはサンプルです。これはサンプルです。これはサンプルです。これはサンプルです。これはサンプルです。これはサンプルです。

 p:first-letter {
    font-size: 3em;  /*先頭の文字の大きさ*/
    color:#ff6893;  /*文字の色*/
    line-height: 1;  /*行間*/
    float: left;
    margin: 0 .2em 0 0;
    padding: .1em 0;
}

最後に

今回はCSSを使って見出しなどに画像やアイコンをつける方法について書いてみました。
私のつたない説明でおわかりになったでしょうか?(^^;)

ちょっとHTMLやCSS(スタイルシート)の知識が必要です。
ですが、擬似要素はテーマのカスタマイズにも使うものです。

今回は画像やアイコンのつけ方についてですが、擬似要素は画像やアイコンだけでなく、さまざまなものに使われます。
覚えておくと便利ですのでこの記事をきっかけに気にしていただけると嬉しいです(o^▽^o)

きらり

きらり

ふーん。擬似要素っていろんなところで使えるんだね!
結耶

結耶

そうだよ~。ちなみにこの吹き出しの三角の部分も擬似要素が使われているんだよ♪
私も新しいテーマのカスタマイズでめちゃ使ってるよ!www意味が解ると面白い♪

2022年6月26日 追記

複数行のときのテキストの行揃えやアイコンの位置

上記では見出しなどに画像やアイコンを付ける方法を説明していますが、上記の方法だと複数行になった場合以下のようになります。

「テキストの行を揃えたい」「画像やアイコンの位置を真ん中にしたい」という方もいると思います。以下のページではテキストの行揃えやアイコンを真ん中に表示する方法を解説していますので参考にしてください。

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この記事を書いた人
結耶(ゆうや)

2017年9月からブログを始め、2018年1月にWordPressに変更しました。知識ゼロのから始めた超初心者で、WordPressやHTML、CSSなど勉強したことを書いています。
愛知県在住。多発性硬化症(MS)という難病と闘っています。

登場キャラクター
きらり
きらり

ある日ひょっこり現れ住みついた居候(いそうろう)。今は結耶と一緒にWordPressやアフィリエイトのことを勉強している。
性別は♂ 。どこから来たかは不明。

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