【WordPress】リビジョンってなに!?
- 2019年2月19日
一部追記、書き換えました。
WordPressに『リビジョン』という機能があるのを知っていますか?
投稿画面の下の方にリビジョンとあります。
このリビジョンは知らないうちにどんどん溜まっていきます。
「リビジョン」ってなんなの?なんでこんなに溜まるの?
気がつくといっぱい溜まってるよね。今回はこの「リビジョン」について一緒に勉強しよう!
リビジョンとは
リビジョンとは、記事を更新した時にバックアップを保存する機能です。
ひとことで言えば記事作成の『履歴』です。
記事の修正をし「前の方がよかったな」と思った時にこのリビジョンで前の記事に戻したりできる機能です。
リビジョンのデータ
リビジョンは記事を更新(下書き保存)するたびに保存されます。また、記事作成途中でも一定時間経過すると自動的に保存されます。
使い方によっては大変便利な機能ですが、記事を更新(下書き保存)するたび、一定時間経過するたびに自動保存されるので知らないうちにどんどんデータが溜まっていきます。
増え続けるリビジョン
リビジョンはそのままにしていると無制限に増えていきます。
データが大量に溜まると、サイトが重くなり、表示速度が遅くなることがあります。
またサイトの表示速度が遅くなると、検索エンジンの評価が下がってしまいます。
えー!リビジョンが溜まるとサイトの表示速度が遅くなるの!?
リビジョンは無限に溜まっちゃうみたいだからサーバーを圧迫してしまうことになりかねないみたいだね。
リビジョンと投稿ID
前回の記事で投稿IDなどの調べ方について書きました。
このリビジョンは投稿IDにも関わりがあります。
リビジョン機能で保存されたバックアップデータにも投稿IDが割り当てられます。
なので記事を書くたびに投稿IDの数値が上昇していくというわけです。
投稿IDって単純に記事数=投稿IDってわけじゃないんだね。
そうみたいだね。投稿記事の数じゃなくて「リビジョンの数」という感じだね。
プラグインを使ってリビジョンを管理
リビジョンは無制限に増え続けます。そのままにしておくとサーバーを圧迫し、表示速度が低下してしまいます。
そういった問題を解決するために、溜まったリビジョンを削除したり、保存回数を制限する必要がありますが、WordPressにはそのような機能はありません。
WordPressはリビジョンを溜めるだけなの?じゃあ、リビジョンを減らすにはどうすればいいの?
WordPress自体にはそういう機能はないけど、WordPressには「プラグイン」という拡張機能があるんだよ!
WordPressにはリビジョンを管理する機能がありません。プラグインを使わずにリビジョンを削除する方法もあるようですが、難しく初心者がやるにはリスクがあるようなので、リビジョンの管理は簡単・安全にできるプラグインを使ってリビジョンを管理しましょう。
- Revision Control
投稿、固定ページの保存数の制限ができるプラグインです。 - Better delete Revision
保存されたリビジョンを一括削除できるプラグインです。
今回は上の2つのプラグインをご紹介します。
Revision Control
Revision Controlはリビジョンの保存回数を自由に設定できるプラグインです。
インストール
インストール方法
1 WordPress管理画面から[プラグイン][新規追加]
2 『Revision Control』を検索
3 [今すぐインストール]して[有効化]
設定
デフォルトでは最大保存数は『無制限』になっていますので、最大保存数の変更をしてください。
データの削除、比較、復元
投稿画面の下にある『Post Revision』があり、保存されたリビジョンのリストから前のデータとの削除、比較、復元ができます。
Better Delete Revision
Better Delete Revisionは保存されたリビジョンを一括削除できるプラグインです。
インストール
インストール方法
1 WordPress管理画面から[プラグイン][新規追加]
2 『Better Delete Revision』を検索
3 [今すぐインストール]して[有効化]
このプラグインはインストールしたらすぐに使えます。
使い方
このような画面が出ますので四角で囲んでいる[Check Revision Posts]をクリックすると、今まで溜まったリビジョンの一覧が表示されます。
一覧の下の方にある[Yes,would like to delete them!]というボタンをクリックするとリビジョンを一括削除できます。
最後に
リビジョンの制限、削除をしないと、データはどんどん溜まっていきます。
データが溜まるとブログの表示速度の低下、さらには検索エンジンの評価の低下に繋がる恐れがあります。
リビジョンの管理をして快適なブログ運営をしてください。
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