【WordPress】ページ表示が速くなる?プラグイン『Plugin Load Filter』
- 2020年8月29日
「バージョン4.0にアップデートしてエラーがでたとき」を追記しました。 - 2019年3月5日
「ページ単位の設定」を追記しました。
WordPressでブログを運営していると気になるのがページの表示速度です。
WordPressで作ったサイト(ページ)の読み込みにPHPやCSS、プラグインなどを読み込みます。
そのためよく「プラグインをたくさん利用していると表示が遅くなる」といわれています。
今回はプラグインの読み込みを速くすることができるプラグイン『Plugin Load Filter』をご紹介します。
プラグインの数が多いと「遅い」ワケ
プラグインを紹介する前に「どうしてプラグインが多いと遅くなるのか」について説明します。
みなさんがWordPressで作成された記事(ページ)をみるときには、、PHPやCSSファイル、プラグインを読み込みページが表示されます。
プラグインの読み込みはページの表示に関わるプラグインだけではなく、ページ表示に関係のないプラグインまで読み込まれます。
プラグインの数が多ければその分遅くなるってことだね。
ページの表示速度を速くするためにはプラグインの数が少ない方がいいのですが、いろいろ便利なプラグインはたくさんあって使わないわけにはいきませんよね。
プラグインの見直しも必要ですが、今回紹介するプラグイン『Plugin Load Filter』はページを表示に必要なプラグインを設定することができるプラグインです。
プラグイン『Plugin Load Filter』
子の『plugin load filter』は読み込ませるプラグインをページ単位で設定できることができるプラグインです。
例えば、私は『AddQuicktag』というプラグインを使っています。
このプラグインは自分で設定したHTMLコードなどをを記事に挿入できるプラグインです。
この『AddQuicktag』は記事を書くときに使うプラグインです。
記事を書くときにHTMLなどのコードを記事に挿入するのでページを表示に関係ないプラグインです。
『Plugin Load Filter』でこの「Add Quicktag」プラグインをページを表示させるときに読み込まない設定ができるのです。
さらに投稿・固定ページでの読み込みのおON/OFF、ページ単位での読み込み、PC・モバイルでの読み込みのON/OFFなど細かく設定できます。
インストール
『Plugin Load Filt』を検索してください。
[今すぐインストール]して[有効化]してください。
設定
設定の場所は上記のところにあります。
開くとこのような画面が表示されます。
デフォルトではここに チェックが入っています。
「Normal Mode」は通常の読み込みという意味です。
つまり、ページを読み込む時にプラグインは読み込まれます。
「Admin Mode」は、管理者がログインしたときにプラグインを読み込み、ログアウトしているときは読み込まないというものです。
「どこでこの設定は使うんだろう」と考えてみましたが…個人でブログを運営している場合は使わないですね(^^;)
端末(PC・モバイル)、投稿・固定ページなどでの読み込みのON/OFFの設定ができます。
ページフィルター
投稿・固定ページ、PC・モバイル、ページ単位での設定方法をご紹介します。
フィルター登録
上記の画面でページで読み込みをON/OFFしたいプラグインの「Page Type」に チェックを入れてください。
チェックしたら画面下の方に[フィルター登録]というボタンがあるのでクリックして設定を保存します。
「Page Type」をONにするとプラグインの読み込みはしない状態になります。
なので次に説明する端末ごとや投稿・固定ページごとで読み込みON/OFFの設定やページごとに読み込む設定を忘れずに行ってください。
読み込む場所の設定
「フィルターの登録」をしただけではプラグインは読み込まない状態になっています。
前述で書いた「Add Quicktag」のような管理画面でしか使わないプラグインならそのままでもOKです。
ですが、「PCでのみ読み込みさせたい」「投稿ページでのみ読み込ませたい」というプラグインは設定が必要です。
[フィルターの登録]をしたら画面左上にある[Page Typeフィルタ有効プラグイン選択]をクリックしてください。
このような画面が表示され、先ほどフィルター登録で[Page Type]を選択したプラグインの一覧が表示されます。
読み込みをさせたい場所に チェックをつけてください。
例えば、「PCで読み込みさせたい」場合は Desktop にチェック。
「モバイルで読み込みさせたい」場合は Mobileにチェック。
「投稿ページ」は Post、固定ページは Pageにチェックをします。
その他にもイメージ(画像)、ビデオ(動画)などに対して読み込みのON/OFFを設定することができます。
設定後は忘れずに[有効化プラグインを登録]をクリックして設定を保存してください。
そしてちゃんと設定されているか確認してください。
設定できていないと、ショートコードが表示されていたり、ちゃんと表示されていなかったりします。
2019年3月5日 追記
ページ単位での設定
ページ単位でのプラグインの読み込みをON/OFFの設定ができます。
投稿または固定ページの既存のページもしくは新規作成で編集画面をみると、「Page Filter プラグイン」という項目が追加されています。
フィルターの登録で「Page Type」にしたプラグインの一覧が表示されています。
デフォルトではページフィルターは『使用しない』に設定されています。(ここでの『使用しない』は「ページ単位での設定(ON/OFF)」を使用しないという意味です。)
ページ単位でプラグインの読み込みを設定する場合は、『使用する』にチェックを入れて、ページで使用するプラグインの Desktop・ Mobile にチェックを入れてください。
便利だよね〜。
例えば、「固定ページだけ読み込む」設定をしたプラグインをONにすれば投稿ページでも使えるし、「投稿ページだけで読み込む」設定したプラグインでページで使っているプラグインだけを読み込ませ、使っていないプラグインは読み込まないということもできます。
読み込ませるプラグインをさらに絞り込むことができ表示速度も速くなります。
ページの表示速度を調べるには?
Googleアナリティクス
サイトの表示速度はGoogleアナリティクスなどで調べることができます。
Googleアナリティクスを利用している方は、Googleアナリティクスにログインして上記の場所をみればわかります。
Google PageSpeed Insights
こちらでもサイトの速度を調べることができます。
こちらは自分のサイトのURLを入力するだけで調べることができます。
最後に
サイトを高速化するためにはプラグイン以外にも見直さなければならないところがあります。
読み込む時間GA長いとユーザーをイライラさせてしまいます。
もしかすると待ちきれず記事を読む前に離脱してしまうかもしれません。
サイトの速度は重要です。
なのでぜひ1度使ってみてください。
2020年8月29日 追記
バージョン4.0にアップデートしてエラーがでたとき
2020年8月28日にバージョン4.0にアップデートされました。
そのまま4.0にアップデートすると古いバージョンのファイル(plf-filter.php)が残ってしまうため、新しいバージョンと合わずエラーが出てしまいます。
バージョン4.0にアップデートする場合は、プラグインを無効化にしてから更新してください。
すでにアップデートをしてエラーが出ている場合は、FTPツールを使ってplf-filter.phpファイルを削除してください。ファイルの場所と削除するファイルは以下の通りです。
wp-content → mu-plugins → plf-filter.php
※こちらの方法は以下のページを参考にしました。
WordPress サポートフォーラムhttps://wordpress.org/support/topic/notes-on-updating-ver4-0/
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